2015年08月17日

SPSF Kodachrome scheme, 50' boxcar

SPSF 16712, Southern Pacific & Santa Fe Railway Company
MDC/Roundhouse 50' FMC boxcar stock#3205 released in 1987

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MR1987-02p49.jpg 1980年代に入って、サザン・パシフィックSPと、サンタフェAT&SFとが合併を画策した。しかし、路線に重複が多く独占的な支配になるとして1987年、ICCは最終的に不許可の決定を下した。

 この間、両鉄道は1984年に合併を前提とした塗装を機関車とカブースに実施し始めた。SPのブラッディ・ノーズの赤色と、ATSFのイエローボンネットの黄色を組み合わせたもので、当時ファンに愛用されていたリバーサル・フィルムのパッケージカラーに因みコダクローム・スキームと呼ばれた。将来的に"SPSF"となるとされ、相手のスペースを空けて、自社の"SP"と"SF"だけがレタリングされた。
 実機で"SPSF"とフルに綴った例は試験のみに終わり、そのリポーティング・マークも登録されることはなかった。Wikipedia英語版SPの塗装例ATSFの塗装例

 "SPSF"のボックスカー・モデルはもちろんフィクション。MDCラウンドハウスが1987年にリリースしたもので、右はその広告(MR誌1987年2月号p49)。HOスケールでボックスカーとカブース、Nスケールではボックスカーのみがラインナップされた。
 自作のクッション・カプラーポケットを取り付け、金属車輪化。車体片面の一部印刷が2重だったので修正している。

See the Rail-O-Gram car.
ラベル:mdc SP ATSF
posted by ワークスK at 00:33| Comment(0) | boxcar modern 50' | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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