2014年10月02日

Hershey's Chocolate & Cocoa, 40' woodside reefer

 HERX 1038, Good Because it's Hershey's, BUILT 7-23, BA 5-33?
 Tyco stock#355-B

82DSC00647.jpg

81DSC00646.jpg

83DSC00650a.jpg

85DSC00644.jpg

87DSC00650b.jpg

Hershey's Protocraft3.jpg ハーシー・チョコレートは、豊かなアメリカの象徴(ウィキペディア日本語版)。ようするに「ギブミー・チョコレート」。
 これ、架空のデザインと思いきや、実車が存在する。2008年刊"Billboad Refrigerator Cars"のp71に掲載され、同じものがProtocraft Decals(左)にもあって、1/48スケールのデカールが販売されている。
 ただし鋼製車では無く、木造車のAC&F社1927年製で、1000-1049の50両。North American Despatch社からのリース。ハーシーの運用に入る前の1931年に屋根を更新。車体色がチョコレート・ブラウンで、アルミニウム・カラーの文字だという。ハーシーは大口ユーザーだったようなので、モデルのように屋根と妻板が鋼製だったり、シルバーとしたものもあったのかもしれない。このリーファーの積み荷が原材料ではなくて、製品だとすれば面白い。

 モデルはTycoのブラウン・ボックス時代(1970-1977年?)の製品(Tony Cook氏のサイトHOseeker.NET 1972年カタログ)。
 汚れていたので住宅用洗剤とブラシで洗い、車輪とカプラーを交換。
 床板の車体への取付が4個のダボに依っていて、取り外しはマイナスドライバーを妻板との隙間に差し込んでコゼた。ダボが2つ欠けてしまったが、これでもなんとか取付の用が足りている。台車の軸穴はトラックチューナーで浚った。21gを補重して110g。床板下面に直接カプラー#36を取付。ただし、上面には裏板1.2mm厚を貼り付けてネジ代確保。欠落していた手ブレーキハンドルは適当に補足。

 Tycoの他にHOスケールではMDC/RoundhouseとTrain-Miniature、OスケールはLionel、GゲージはDeltonからも出ている。また、他の意匠や、タンク車も発売という人気ぶり。ちなみにベーカーズ・チョコレートのタンク車は"Cascade Green Forever!"に展示。

ラベル:TYCO novelty soft-drink
posted by ワークスK at 14:54| Comment(0) | reefer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: