The shop-opening celebration model of Modellbahn Hobby, Takarazuka, Hyogo, Japan
現在は4店舗を展開するモデルバーン(official site)が1986年、第1号店のグランド・オープンに際して配布したノベルティ・モデル。確か、ボディ色にイエローもあった。
イタリア型というのだろうか、もちろん欧州型特有のハイフランジの2軸車。リマ製だからと侮るなかれ、車輪は金属製。各部のモールドをはじめ、印刷もシッカリしている。車体長はアメリカ型の40フィート車とピッタリ一緒なのに2軸車というのは、ヨーロッパは曲線半径が大きいのだろうか。軸重が大きく車輪径を大きくしているという話はあった。
そこで、下回りをソックリ交換してボギー車としてみた。Accurail製木造ボックスカーの魚腹台枠を台車ごと使い、当然、ワンタッチで元に戻せる。いわゆる"ムキ教"の実践ともいえる。その教義については第2次掲示板の発言番号1090以降をご覧いただきたい。
当時の店は、阪急宝塚線雲雀丘花屋敷駅から徒歩で行ける閑静な住宅街にあり、アーリーアメリカン的な外観もさることながら、その広さと品揃えには、ど肝を抜かれた。開店当初はヨーロッパ型のみならず、アサーンやタイコといったアメリカ型も揃えていて、書籍ではTrain Shed Cyclopediaのシリーズもここで買った。
次はRail Magazine誌1986年11月号の表紙裏、見開き2頁を使った広告(クリックで拡大)。こういう手法にも驚かされた。
オリジナルボックスの無いモデルは店特製の箱に入れてもらえた。